性器ヘルペス

(提供元:国立感染症研究)

病原体 単純ヘルペスウイルス1型又は2型
潜伏期 3〜7日
検査 水ぶくれを破って、内容液に含まれる感染細胞の検査、血液検査で診断する。
治療 抗ウイルス剤の内服や軟膏こう、抗炎症剤、鎮痛剤などで治療する。
感染経路 性器、口、口唇周囲、肛こう門などから感染する。無症状でも性器の粘膜や分泌液等にウイルスの排出がみられている場合は感染する。
免疫 一度感染すると体内にウイルスが残り、再発しやすい。

性器ヘルペスも感染が多い病気とされ単純ヘルペス・ウィルスに感染することにより発病します。

潜伏期間は2日~10日程度とされ、単純ヘルペスウィルスにはⅠ型とⅡ型の2種類があります。

自然感染で最も多い部位が、Ⅰ型では口腔や唇でありオーラルセックスが原因となりⅡ型は性器であり性行為による感染が原因となります。

症状

症状がないことが多いですが、性器に小さい水ぶくれやただれができることがあります。激痛のため、排尿困難や歩行困難を生じることがあります。治った後もウイルスは体の中に住み続け、疲労や抵抗力が落ちた時などに再発することがあります。

症状は、潜伏期間が過ぎると外陰部にかゆみを感じ次第に痛むようになり水泡形成します。

水疱はほどなく潰れ、潰瘍状になり色素沈着をします。

潰瘍そのものの、痛みと神経痛を伴い患部近くの神経麻痺を起こす可能性があり、排尿障害や排便障害などの機能障害を来たすこともあります。

初感染者の相手の70%が無症状という報告があるので無症候性性器ヘルペス患者が多いのが特徴です。

男女比の感染者割合は女性感染者の割合が多い傾向にあります。

この病気は、治ったも思われた後もウィルスが体内に潜伏して再発を繰り返す可能性が有ります。

妊婦

妊娠中には再発しやすくなります。

妊娠中に発症すると出産時に母体から申請時に母子感染することもあります。

産道で申請時にヘルペスウィルスの感染をするとウィルスが新生児の全身に広がったり脳に感染したり皮膚に症状が出たりして重い場合は死亡したり後遺症が残ったりします。

新生児

母親が感染していると、出産時に新生児に感染し、致命的な症状を引き起こすことがあります。

ヘルペスに感染したことのある妊婦は、分娩べん方法などについて医師に必ず相談しましょう。

検査と治療

検査方法は、細胞を採取して検査する方法がメインです。

治療法は、塗り薬や飲み薬が中心となりますが重症の場合は点滴注射により治療が行われます。

ウィルス自体を完全に駆除できないため、対抗力が無くなると再発する可能性があるのが特徴です。