淋菌

(提供元:国立感染症研究)

性にはすぐにはっきりした症状が出ますが、女性は症状に気付きにくく、進行して初めて分かることがよくあります。

病原体 淋りん菌
潜伏期 2〜7日
検査 尿や分泌液、おりもの、咽いん頭擦過物、咽いん頭うがい液を採って、培養検査をする。尿や分泌物で淋りん菌DNAを検査する方法も感度がよい。
治療 抗生物質が有効だが、耐性の淋りん菌も増加している。自己中断は耐性菌の発生をまねくため、必ず医師の指示に従い、セックスパートナーと一緒に完全に治すこと。
感染経路 感染力は非常に強く、菌は、喉のど、直腸、尿にも出るので、口、肛こう門、尿を使ったセックスも危険。喉のどでは症状がなくても他の人に感染させることがある。膿うみや分泌物の付いた手で、目をこすると、結膜炎になることもある。
免疫 免疫はできず何度でも感染する。

淋菌感染症とは

先生

淋菌感染症は、淋菌の感染により発症する性感染症で

性交や性交類似行為で感染することが殆どじゃ

淋菌というのは弱い菌で、患者の粘膜から離れると

数時間で感染性を失い、日光、乾燥や温度の変化

消毒剤で簡単に死滅する弱い菌なのじゃ

女の子 普通

性的接触以外だと出産の時に

お母さんから赤ちゃんへ感染する母子感染にも注意が必要だよ

また、淋菌は性器だけでは無く咽頭にも感染するので

オーラルセックスでも感染することを覚えておいてね

淋菌感染症の症状

男性の症状

尿道のかゆみや熱っぽさから始まり、粘液や黄色の膿うみが出ます。排尿時の痛みがひどくなり、ペニス全体が腫はれ上がるほどの激しい症状が出ることもあります。(進行すると→尿道狭きょう窄さく(尿道が狭くなる)、精巣上体炎、不妊症を起こすことがあります。)

驚く先生

男性の場合は、数日の潜伏期間が過ぎると尿道から黄色い膿が出たり排尿痛があるので症状が出やすのでわかりやすいんじゃ

放置すると病気が進行して淋菌性前立腺炎や淋菌性精巣上体炎を起こして不妊症の原因とるので少しでもおかしいと思ったら早めの検査が必要じゃ

しかし最近では、男性の場合でも症状が典型的でなく、粘液性の分泌物であったり、場合によっては無症状に経過することもあるとされます。

女性の症状

男性よりも症状に気付きにくいです。症状がある場合は、緑黄色の濃いおりものや、尿道から膿うみが出ます。(進行すると→子宮内膜炎、卵管炎、腹膜炎、子宮外妊娠、不妊症を起こすことがあります。)

女の子 驚く


女性の場合、男性より症状が軽くて自覚症状が少ないの

気づかないことが多いので、炎症がひどくなるから気をつけて

主な症状は、感染から数日後におりものが増えることだから覚えておいて!

クラミジアと同様に女性の場合は、顕著な症状が出ないため気づかないうちに慢性化するケースも多いのが特徴です。

炎症が進行する経路もクラミジアと同様に、性器から頸管頸管から子宮内膜や卵管へと進行します。

子宮内膜炎、卵管炎、骨盤内へと炎症が進むと発熱して下腹部痛を感じるようになります。

卵管などに癒着を生じた場合は不妊症の原因ともなるので女性は特に注意が必要です!

分娩の時に母体が淋菌に感染していると母子感染を起こします。

また、淋菌は性行為以外でもオーラルセックスで咽頭炎を起こしたり肛門性交により肛門直腸炎を起こしたりします。

男性の尿道炎の原因では、膣性交とオーラルセックスを比較すると淋菌感染は口腔を介するほうが多くクラミジア感染では膣性交を介するほうが多いとされます。

喉の症状

喉のどや直腸にも感染しますが、症状はほとんど出ません。

まれに血液から全身に広がり、関節炎や心内膜炎を起こします。

喉のどに症状がなくても、他の人に感染させることがあります。

性器に淋りん菌が感染している人の10%〜30%で口腔くう内にも菌が認められるとの報告があります。

淋菌感染症(淋病)の検査

淋菌感染症では血清診断法は有用でないとされ分泌物と尿を採取して検査をします。

男性用 性病4種 女性用 性病4種




性感染症検査の全般ついて詳しく知りたい方はコチラ

治療と予防

治療では抗生物質によりますが耐性菌が出やすいため服薬は医師の指示に従わなければなりません。

治療として、スペクチノマイシン(筋 注)、セフィキシム(経口)、オフロキサシン(経口)、ビブラマイシン(経口)などが用いられています。

驚く先生

予防対策としては、性的接触時にはコンドームを必ず使用することが大切じゃ

性交以外でも感染することを覚えておくことも大切じゃぞ!