女性の手

性器周辺には多くの汗腺が有り、ニオイが発生しやすい部位になります。

汗腺があるということは、体臭と同じように動物性たんぱく質や刺激の強いものを食べれば同様にニオイは発生します。

また、汗腺が多いことから汗をかきやすい部位なので月経中ではなくても下着の締め付けやムレでニオイが強くなります。

また、このような普段の生活に由来するもの以外に下記の状態の時は注意が必要です。

外陰部の臭いで気をつけるのはおりものが普段と違う臭いを発している時です。

おりのもは子宮頚管や膣の分泌物で、正常なものは甘酸っぱいニオイで半透明か白色で乾くと黄色いしみとなります。

量は排卵期でやや多く、妊娠すると増えるのが特徴です。

病気や体調不良があると、オリモノに臭いや色に変化が現れます。

病気によっては外陰部にかゆみや痛みを伴うものもありいつもと違うと感じた時は婦人科で医師に相談することが必要です。

おりものの異常でわかる主な病気

トリコモナス膣炎

黄色や黄緑色のおりものが出て悪臭をともなうことがあります。

外陰部のかゆみが特徴で、トリコモナス原虫によって感染します。

プールや公衆浴場などでも感染すると言われています。

淋病(淋菌感染症)

おりものが黄色いうみのようになり、量も多くなり、悪臭をともなう場合もあり、下腹痛、排尿痛といった症状が起こることもあります。

淋菌によって感染し、性交感染が主な原因とされ、男性でも尿道炎になり黄色い膿が出て、排尿時に痛みを伴います。

相手が発症したら病院へ行くようにしましょう。

クラミジア感染症

おりものが増えて水っぽくなる程度で自覚症状が少ないとされています。

病気が進行すると下腹部痛や性交痛、月経時以外の出血などを生じます。

発見が遅れると不妊症の原因ともなるため注意が必要です。

性交渉で感染するので相手が感染していたら病院へ行き診断を受けましょう。

尖形コンジローマ

ヒトパピローマウィルスによって起こる病気で、感染するとおりものが増えやや悪臭がするとされています。

外陰部に尖ったイボのようなものが出来るのが特徴で性交で痛みを感じる場合もあります。

子宮頸がんの原因となるウィルスと同じ仲間なので相手が感染したいる場合は一緒に治療することが大切です。

カンジダ膣炎

白くてポロポロとしたチーズのようなおりものが出て激しいかゆみを伴います。

カビの一種であるカンジダ菌による炎症で体の抵抗力が落ちている時や抗生物質を続けて飲んでいる時にかかりやすくなります。

性病の場合の検査

タンポンの出し忘れやコンドームの残留

おりものが茶色のうみのようになり腐敗臭があり、炎症が起きている場合もあるので注意が必要です。

子宮の病気

茶褐色やピンク色のおりものがある場合は、子宮内の病気の可能性もあります。

子宮頸がん、子宮体がん、子宮頚管ポリープの可能性もあるので婦人科の診察を受けましょう。

すそワキガが原因の臭いの可能性

性交時に性器周辺のニオイが気になる場合、すそワキガが原因の場合もあります。

すそワキガの原因は、ワキガと同じアポクリン腺にあります。

アポクリン腺は、人類の歴史とともに退化が進んでいる器官で残っている部位は、脇の下、へその周辺、外陰部の周辺です。

日本人の場合は、わき以外にアポクリン腺が存在していることはまれであったとしても汗腺として活動していないことがほとんどです。

稀に、性器周辺に限り、他人にも感じる程度のニオイを発する場合がありすそワキガと呼ばれています。

アポクリン腺は性的な興奮によって活発になりより強い臭気を出し、性的な興奮が自律神経の内、交感神経を刺激して、アポクリン腺が働きます。

外陰部にアポクリン腺がある場合は性交渉によりニオイが強くなる可能性があります。

デリケートゾーンのケア方法