疑問を持つ男性

おなかのガスが溜まるのはどうしてなのでしょうか?

成人の一日のガスの量は、100ml~2,500mlと言われています。

さて、ガスの量が多くなる何なのでしょうか?原因のひとつには、便秘や食中毒、腸炎、慢性胃炎、直腸潰瘍など、腸内の機能異常や疾患によるものが考えられます。

また、牛乳不耐症の人が牛乳や乳糖を摂取した場合や、小腸で消化されない乳糖が大腸の細菌によって分解され、ガスを作ってしまうことも考えられます。

胃腸だけでなく、膵臓や肝胆疾患、尿路結石などでも腸管にガスがたまりやすくなると言われております。

体に疾患がないのに多いと感じられるのならばストレスが原因であることも考えられます。

心配事やイライラを抱えていると、胃腸の動きを促す副交感神経の働きも鈍くなります。

つまり、時間に追われた早食いや、ストレスを抱えたままのイライラ状態の中で食事をすると、よく噛んでいないうえに胃腸の動きが鈍いので、消化が進まず、ガスも腸にたまりがちになると言えます。

年を重ねると、ただでさえストレスがたまりやすい上に、加齢に伴って、緊張した時につばを飲み込む回数が増えていき、飲み込むつばの量や空気の量が増えていきます。

また、肉料理より野菜中心の食事を好むようになると、大腸で穀物や野菜が分解される時に発生するガス量が増えるのです。

加齢により腸のはたらきをよくするビフィズス菌などの善玉菌より、腸内で腐敗物質を発生させるウエルシュ菌などの悪玉菌が腸内で優位になるのも中年以降の弱点と言われております。

さて、ガスが多い状態は、「放屁症」などと呼ばれることもありますが、実際のガスの放出量を計測記録するのは困難です。

それ自体が治療の対象となることはあまりありませんが、どちらかというと、放屁することよりも原因こそが解決すべきものなののです。

疾患や異常、ストレスや食を含めた生活習慣、加齢などへの対策をするのが早道と考えてください。