根菜類

良く、焼き芋を食べるとおならがよく出る、といわれますが、確かに、芋類も含めて、繊維質の多い食べ物は、放屁しやすいとされています。

芋以外には、ゴボウ、豆類などがあります。

こうした繊維質の多い食べ物は、胃で消化されずに大腸まで届き、これが分解されて炭酸ガスやメタンガスとなるのです。

また、炭酸飲料を良く飲んでも出やすくなります。

炭酸飲料を飲むと、ゲップが出やすくなりますが、これが腸まで送られると、オナラとなって出ることになります。

ただ、こうしたガスはオナラとして出ても、あまり臭いは強くありません。

これ以外に、牛乳を良く飲む人は、体質にもよりますが、放屁しやすくなるようです。

牛乳

牛乳は糖質を多く含み、消化しにくいことから、これが細菌によってガスに変わり、出やすくなります。

ガムを噛むのも、空気を飲み込みやすいので、お腹に空気がたまり、出やすくなります。

肉 ベーコン

逆に、臭いが強くなりやすい食べ物としては、肉類があります。

大腸で分解される食べ物カスは、肉などの動物性たんぱく質に由来するものとイモや豆など、植物に由来するものとに分けられます。

中でも特に動物性たんぱく質による腐敗型のガスに含まれるものは、この腐敗臭の最大の原因です。

食事が肉食傾向だったり、胃腸の機能が弱っていたり、あるいは腸内に悪玉菌が増えるとオナラは臭くなる傾向にあります。

また、硫黄分が多いニンニク、玉ねぎなどを過剰に食べたときも、一時的に臭くなると言われています。

以上のように、食生活がおならの臭いに非常に大きく関係していることがわかるかと思います。

菜食傾向といわれる私たち日本人は、欧米人とは違った、臭いの傾向があるとも言われています。

臭いが気になるのであれば、食生活の内容をまず見直してみることをお勧め致します。

肉類に含まれる動物性タンパク質は、胃で消化されず、消化不良のまま大腸まで運ばれ、分解されます。

これが、インドール、スカトール、硫化水素などのガスとなり、こうしたものは、クサイ臭いとなって排出されるのです。

飲酒の量が多かったり、下剤を常用していたり、糖尿病患者のための薬の服用なども、お腹のガスの量を増やします。

このほか、肝硬変や心不全の場合、腸粘膜の血流が低下してガスの吸収が悪くなるため、ガスの量が増えます。

日本人とアメリカ人のおならの違い

日本人とアメリカ人とではおならの量が全く違うそうです。

かつての日本人の食生活は麦、米、豆、味噌、根菜、野菜が中心の草食に近い食生活でした。

一方、アメリカ人は肉、ハンバーガー、ピザなど、肉食でした。

昔の日本人は草食なのでおならもたくさん出ましたが、おならは臭くはなかったようです。

当時のアメリカ人は肉食で、比較するとおならが非常に臭かったようです。

日本人は焼き肉、ステーキなど肉類を食べ、外食でハンバーガーやピザなどのファーストフードを食べる機会が増えました。

このような食事を続けていると、昔のアメリカ人のように、若年から成人病と言われるような病気が蔓延すると思われます。

最近の日本人には成人病といわれるような症状が、小学生にも現れてきているようです。

逆に、アメリカ人は、成人病が蔓延したので、成人病といわれる病を減らすため、草食と言われた日本食の研究をはじめ、雑食に切り替えてきたのです。

昔の食生活を見直す時期に来ているのかもしれません。