疑問に思う男女

肛門から排出されるおならを人前でおならをしてしまうことは恥ずかしいので、なんとか避けたいところです。

エレベーターや電車など、音も出て臭いもきついなど恥ずかしい思いをしてしまうこともしばしばあるかと思います。

しかし、おならには音の無いものや臭いの無いものもあります。

また、おならが多い、良く出るなど悩まれている方も多いかもしれません。

オナラの中身の大部分は食事中に食べ物と一緒に取り込んだ呼気とお腹の中で発生したガスから成ります。

人によって差はありますが、おなら1回につき100ml~3000mlで、1日に5回くらいすると言われています。

大抵は、トイレで便をする時に一緒に出るので自分が1日に大量のおならをしているという自覚は無いかもしれません。

おならの成分は約400種類ありますが、主成分は窒素・水素・炭酸ガス・酸素といった無臭のガスです。

悪臭の原因となるのは、アンモニアや硫化水素、インドールやメルカプタン、スカトール・アミン・揮発性脂肪酸であるとされています。

これら、悪臭の原因になる物質は、腸内の悪玉菌によって作り出されれるとされています。

つまり、腸が健康でない場合ほどオナラが臭くなるというわけです。

例えば、便秘気味でおなかが張っている時などは腸内に滞留した便が悪玉菌により腐敗し臭いガスを発生させます。

いもを食べるとおならが良く出ると言われていますが食物繊維を多く食べることにより出るオナラは出てもあまり臭くなりません。

肉類など動物性たんぱく質ばかり食べている人のオナラは腐敗臭が強くなります。

おならが恥ずかしいので我慢してしまいますが健康には良くありません。

放出されないおならは、血液に溶け込み全身をめぐります。

おならは出るのが自然ですが、臭いは腸内環境を改善することで抑えることができるので、まずは食生活の見直しから始められることをお勧めいたします。

オナラと病気の関係

おならに困るビジネスマン

オナラが出るのは胃腸が元気な証拠とよく言われます。

しかし、普段よりも明らかに量や回数が多かったりニオイがきつかったりする場合は、その陰に病気が隠れているかもしれません。

放屁の量が増えるのは、腸内に過剰なガスがたまりすぎてしまうことですが、その原因として最初に考えられるのは便秘です。

疲労やストレス、栄養バランスの乱れやその他様々な理由で、腸内細菌のバランスは簡単に崩れやすく、崩れると便秘になりやすくなります。

また、便秘が続くと腸内に有毒なガスがたまり、悪玉菌が増殖するという悪循環に陥ります。

また便秘とは逆に下痢を頻繁に繰り返す過敏性大腸炎などによっても、腸内で悪玉菌が増えることがわかっています。

それ以外では、胃炎や腸炎、潰瘍など、胃腸に何らかの疾患がある場合も考えられます。

すい臓や肝臓、胆のうの病気がある可能性もあります。

意外なところでは尿路結石が影響している場合があり、結石で非常に痛い思いをした人が発症した時期を振り返ると、そういえばやたらと回数が多かったと思い当たることは少なくないようです。

また病気ではありませんが、牛乳を飲むとお腹を壊してしまう人がたまにいますが胃腸で牛乳を消化する機能が弱い牛乳不耐症が原因のケースもあります。

そういった人が牛乳や乳糖を摂取すると、腸内の悪玉菌が消化しきれない乳糖を分解して、多量にガスが発生してしまうそうです。

ガスが溜まった状態を鼓腸と呼ぶ

鼓腸(こちょう)という呼び名はあまり聞きなれない言葉ですが、この症状の定義は、「消化管内に大量のガスが溜まり、腸の腹膜が引き伸ばされた結果外見上腹部がふくらんで見える状態」を指します。

この鼓腸には下記2種類あります。

腹膜性鼓腸

胃腸管の潰瘍が進行することにより、胃腸管からガスが漏れ、ガスが腹腔内に滞留したりお腹の中のできもの、ガス性腹膜炎、検査や手術により人工的に腹腔に空気が入ったことが原因となるケース。

腸性鼓腸

神経症などにより空気を飲み込む量が増加したり、ガスの排出を妨げる炎症、ぜん動運動の低下、腸内ガスの発生の増加、腸内でガスが吸収されないことが原因となるケース。

2種類の鼓腸の比較

この2種類を比較すると、抱えている悩みの多くが、腸性鼓腸の症状に当てはまるのではないでしょうか。

この症状が、精神的な影響にまでなり、体調を悪化させ事態を悪化させている傾向があります。

ガスが溜まった時に排出できれば良い状態ですが無理に我慢することでこの状態は持続することになります。

オナラの量やニオイがいつもと違っていたら、いろいろな可能性を考えてみることをお勧めいたします。

大腸がんとオナラの関係

大腸がんの症状とおならは、実は密接な関係にあります。

悪性の腫瘍のことをガンとも呼びます。

がん細胞は通常の細胞に比べ成長が速く、がん細胞が血液中に流れることにより様々な臓器に転移して障害を起こします。

その悪性腫瘍が何故起こるかというとお腹にガスが溜まった状態は腸内環境を悪化させ悪玉菌が増殖しやすい状態になりニトロソ化合物などの発がん性物質を増やす可能性があります。

また、そのような悪い菌に反応した免役がマクロファージと呼ばれる免疫細胞を過剰に生成して酸化代謝が進み活性酸素と呼ばれる人体の細胞に有害な物質が増加する可能性もあります。

これらが、ガン細胞の増殖を引き起こし二次胆汁酸などのガンを誘発しやすい環境になることが悪性腫瘍を生みやすい環境を作るのです。

ガンにまで発展しなくても活性酸素が増えれば免疫細胞にも攻撃をしてしまうためIge抗体と呼ばれる外部からの侵入を排除する免疫細胞の増加を呼び過剰な免役反応を呼び起こしてしまうケースも心配されます。

これ等の反応は長期の経過をたどるものなので緊急性はありませんが早めに検査等を受けてリスクを取り除くことが大切です。

おならが良く出る|頻繁な放屁への対策

健康な人は1日に0.5L程度のガスつまりおならを出します。

これは、食べ物が正常に分解・吸収されている証拠ですから無理に我慢する必要はありません。

おならを我慢するとガスが腸内をめぐり血液を濁らせてしまいます。

健康なおならはほとんど臭いはありません。

おならの原因には一般的には、腸内環境の乱れや、ストレスによる腸の機能低下、内臓下垂など様々な要因が重なるものです。

おならが止まらないほど頻繁に出るのは、腸の機能がなんらかの原因で低下していることが考えられストレスがその不調に拍車をかけて悪化をさせるケースが多いとされています。

心身ともに健やかであれば、便とともに排出するオナラだけで済むことで悩みも消え悪循環により繰り返されるガスや恐怖からも開放されるはずです。

しかし、悪臭を伴うおならが頻繁に出たら要注意で腸内が異常に発酵、腐敗している可能性がございます。

これは、腸炎、消化不良、大腸アトニ―などで、便が停滞しているためで時に激しい腹痛を伴います。

反対に、おならが全く出ず腹が張ってしまう場合は大腸の機能が弱まっている証拠です。

腹部をマッサージしたり繊維質の食品をとるなどして腸のぜん動運動を助ける必要があります。

精神的ストレスがオナラに与える影響

困る男性

精神的ストレスがかかると胃腸の機能が低下し、胃液や胆汁などの消化液の分泌も少なくなります。

そのような状態が続くと腸内の内容物が滞留し腸内で悪玉菌が繁殖をしやすい環境になります。

繁殖した悪玉菌がこの滞留物を発酵・腐敗させるため悪臭を発するガスが一段と増えるのです。

更には、ストレスをためた状態の人の呼吸は大きく乱れます。

唾液ととともに飲み込む空気の量も増えててしまい飲み込んだ呼気によりおならの回数を増やす原因ともなります。

また、そのような状態では、たまるいっぽうのオナラを我慢しなくてはいけないとプレッシャーがかかりストレスになることで悪循環になってしまいます。

ならに対する認識を変え恐怖心を克服する

放屁という現象が迷惑な理由は、音、臭い、回数です。

放屁への恐怖というのはこれらの理由が気になるのですが中でも臭い(ニオイ)と回数を気になれる方が多いようです。

臭いが周りの人に不快感を与えて、回数が多いと我慢する回数が増えて苦しい思いをするからであると言えます。

生理現象的見地で言えば、臭いの少ないおならは健康である証であり適切な回数は腸が正常に機能している事を意味します。

音に関しては、心理的にプレッシャーになりますが音が出ていることは肛門の働きが良いことを表しており肛門の働きが良いことは腸が良好であることを表しています。

お腹が張りガスが溜まってしまい止まらない時は焦らずに恐怖心を克服しじっくりと対策を考えることが必要なのです。

過剰なストレスは、自律神経に影響を与え生命維持機能が正常に働かなくなる可能性もあります。

自律神経の失調により、アドレナリンと呼ばれる交感神経を刺激するホルモンが過剰に分泌され、腸が激しく働いて腸管内に消化液を大量に分泌し慢性的な下痢状態を引き起こす過敏性腸症候群と呼ばれる症状も心配されます。