
入院準備
お産は何時始まるかわからないため妊娠8ヶ月になったら入院の準備を始める必要があります。
入院生活を快適に過ごすためにも忘れ物が無いように早めに整えておきましょう。
持参物は基本的に病院から指示のあったものを持参しますがあると便利なものもあります。
多めに持参すると重宝するのが着替えとタオル類です。
病院によっては洗濯・乾燥機が完備されているところもあるのでそれらを考慮して持参すると良いでしょう。
入院準備をするコツは、一つのバックに詰め込むのではなく入院時に必要なもの、入院中に必要なもの、退院時に必要なものという具合に分けておくと便利です。
こうしておけば、陣痛の始まった時にとりあえず必要な物を持参すればよいので助かります。
他の荷物は家族に持ってきてもらうようにしましょう。
こうしておけば、入院したからも物の整理がしやすいようです。
また、陣痛が来た時の交通手段も前もって考えておきましょう。
入院準備品について
入院手続きに必要な物
- 母子健康手帳
- 診察券
- 健康保険証
- 印鑑
- お金
退院時に必要な物
- 退院時に払う分娩・入院費
- 自分の服
- 赤ちゃんの服
入院中に必要な物
- 寝間着 3~5枚
- ガウン
- ショーツ3枚程度
- 生理用ナプキン
- 腹帯
- 授乳用ブラジャー3~4枚
- 母乳パッド
- 清浄綿
- バスタオル・ハンドタオル3~5枚
- スリッパ
- 洗面用具
- 筆記用具
- スキンケア
- 食事用具
- テッシュ
- ビニール袋
- 歯磨き
出産入院のタイミング
予定日が近づくと一日に何度かお腹が張るようになります。
これは子宮収縮がおこっていることによる張りです。
この子宮収縮の起こる回数は徐々に多くなり、張りに伴う痛みも強くなります。
この痛みは生理痛のような痛みで、本格的な陣痛が来る前の前駆陣痛と呼ばれています。
前駆陣痛は不規則に起こり、規則的なリズムで張りと痛みがくるようになり10分間隔で来るようになった時、本格的な陣痛の始まりだとされています。
この時が、入院のタイミングであるとされています。
実際は個人差があり前駆陣痛と本格的な陣痛がはっきりわからないケースも有り間隔が一定にならないまま入院をされるかたも多いようです。
判断がつかない場合は、病院に電話をして医師の判断を仰ぐとよいでしょう。
お産が近づいている合図
- 粘り気のあるおりものが増加する。
- 子宮収縮の1日の回数が増え、おなかが張る。
- 赤ちゃんが骨盤内に入り込むため。
→お腹のふくらみが下腹部へ移る
→胃のあたりがすっきりし食欲が出る
→赤ちゃんの頭に圧迫されももの付け根が痛くなる
→膀胱が圧迫され頻繁に尿意を感じる
→赤ちゃんの動きが少なくなる
そろそろ入院の合図
- おしるしがあった。
- 陣痛と思われる痛みが始まった。
- 腰が重くなり、頻繁にお腹が張る。