乳酸菌と便秘

便秘と一言で言っても様々な理由がありますが、便意を催してもトイレに行けない人、家でないと恥ずかしいので行かないで我慢をしてしまいがちの人や、緊張やストレスがたまっている場合、日頃の運動不足や偏った栄養の摂取によって腸の動きが悪い場合など、または病気や治療薬が原因で便秘になる場合も考えられます。

特に女性の場合は、男性と比較するとどうしても腹筋の力が弱いため、便をうまく押し出せない人も多い傾向がありますし、また無理なダイエットで食事を抜いたり、減らしたりする事で体外に排出される便の量も減り、便が作られる頻度や量が減り、また便が排出されるまでの時間が長くなればなるほどに腸内の便が腐敗していきます。

便が腐敗する事で腸内の環境が悪化し、腸内の悪玉菌が増え、便秘を悪化させるだけに留まらず、臭いの強いガスが出たり、体臭がきつくなったり、また肌荒れを起こしやすくなったり、最悪の場合は癌になる原因をも作る事になりかねません。

ちなみに人間の腸内は大体36~37度程度の温度に保たれています。

夏の東海・関西・関東の気温といった処でしょうか。この気温ですと、常温に放置した生ものはものによっては一日で腐ってしまいます。それを数日間置いておくとどうなるのか…あまり考えたくないですよね。

とは言っても便秘になるという事は、そういう事です。

では便秘を解消するには一体どうしたらよいのでしょうか。

ストレスを溜めない、運動をする、規則正しい生活を送る、一定の睡眠時間をとる、という形でお腹の環境を整えられますが、遊びや仕事などで「体にとって理想の生活」を実現する事が難しいという人も昨今は多いと思います。

そのような場合は、エレベーターの代わりに階段を使ったり、早足で歩いたり、オフィスで座ったままでもできるストレッチやヨガをしてみるなどちょっとした工夫をするのは勿論、帰宅したらなるべく温かいお風呂に浸かり、リラックスするようにしましょう。

その上で便秘に効果が高いのはなんといっても乳酸菌です。

腸内には善玉菌と悪玉菌が存在し、善玉菌が優勢だとお腹の調子は良いですが、悪玉菌が優勢になってしまうと便秘になってしまったり、具合が悪くなりやすくなったりとあまり良い事はありません。

要は、腸内環境を整えて便秘を改善・解消するには善玉菌を増やせば良いのです。

乳酸菌は善玉菌を活性化するパワーがあるので、乳酸菌を含む食品、例えばヨーグルトやたくあんなどの漬物、キムチを習慣的に毎日食べる事で少しづつ善玉菌が強くなっていきます。

これらの乳酸菌は一度体内に入ってもずっと生存するわけではないので、毎日継続することが重要です。